
国内はもちろん、海外の観光地情報が詳しく載っている「るるぶ」。昔は、紙面雑誌を開きながら観光地を歩く光景があたり前でしたが、最近ではモバイル端末を開きながら観光情報を検索する方が増えています。
そこで今回は、るるぶを読み放題で読めるサービス全4種類をご紹介。最後に注意点も解説したので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
目次
るるぶを読み放題で読めるサービス4選を比較
るるぶを読み放題で読めるサービスは合計で4つです。以下で、各サービスの詳細を解説します。
1.ブック放題

ブック放題は、ソフトバンクの子会社、株式会社ビューンが提供する雑誌読み放題サービス。
100以上のるるぶ雑誌を読み放題で読めるのが特徴です。国内・海外・目的などさまざまな種類をラインナップしています。
ブック放題ではるるぶのほかに、700誌以上の雑誌と、40,000冊以上のマンガも読み放題で読めるのが魅力です。
パソコンを一台、スマホやタブレットを最大5台まで登録できるので、旅行中に複数の端末を使い分けてアクセスすることが可能。「Yahoo!JAPAN ID」「ソフトバンク携帯」「SNSアカウント」のいずれかがあれば登録できます。
月額料金は550円。1か月間の無料トライアル期間があるので、気軽に「ブック放題」を試してみましょう。
2.Kindle Unlimited
Kindle Unlimitedは、アマゾンが提供する雑誌や書籍の読み放題サービスです。
るるぶ雑誌をはじめ・洋書・和書・小説など、たくさんの雑誌を読み放題で読めるのがメリット。
さらにKindle Unlimitedでは、るるぶだけでなく、同じ旅行雑誌の「まっぷる」も読み放題で読めるのが魅力。観光地の現地情報について、さらに詳しい情報を知れます。
月額料金は980円。30日間の無料トライアル期間があるので、気軽に「Kindle Unlimited」を試してみてください。
3.タブホ

タブホは、株式会社オプティムが提供する雑誌読み放題サービスです。るるぶはもちろん、1000冊以上の雑誌を読み放題で楽しめます。
タブホは、旅行系や料理系の雑誌が充実しているのが特筆すべき点。ほかにも、クチコミをSNSのように投稿したり、オリジナルのシールを雑誌の気になる箇所に貼ったりといった便利な機能を搭載しています。
一方でデメリットは、パソコンやスマホなど異なる端末から同時にアクセスできない点。またファッション雑誌などは最新号から1か月遅れて配信される、といったこともあるので、るるぶ専用で閲覧したい方にとって利用しやすいです。
月額料金は500円。アプリ版では最長2週間+24時間の無料トライアル期間があるので、気軽に「タブホ」を試してみましょう。
4.スゴ得コンテンツ

スゴ得コンテンツは、株式会社NTTドコモが提供する、コンテンツ・アプリ使い放題サービスのこと。
「るるぶ for スゴ得」「まっぷるガイド for スゴ得」「地球の歩き方 for スゴ得」といったコンテンツを定額で楽しめるのが魅力です。
ほかにも「ニュース・天気」「ナビ・乗り換え・交通」「占い・診断」など幅広いジャンルのコンテンツを楽しめるのがメリット。さらに、毎日抽選でプレゼントをもらえるキャンペーンに参加することも可能。
スゴ得コンテンツは、docomoユーザーだけでなく、dアカウントを持っていれば誰でも登録できます。
月額料金は418円。初回31日間は無料で使えるので、気軽に「スゴ得コンテンツ」を試してみましょう。
るるぶを読み放題サービスで利用するメリット
るるぶを読み放題サービスで利用するメリットは、たくさん存在します。以下の項目で、利点を3つ解説します。
出費を抑えられる

雑誌「るるぶ」を読み放題サービスで利用する最大のメリットは、月額料金を抑えられるということ。
「るるぶ栃木」や「るるぶシンガポール」といった雑誌は、最低でも1,000円程度します。とくにたくさん旅行する方であればあるほど、るるぶ雑誌を買う際の出費がかさんでしまうのが難点。
その点雑誌見放題サービスであれば、月額料金500円程度で「国内」「海外」「目的」など、さまざまな種類のるるぶ雑誌を読み放題で閲覧できるのが魅力です。
収納時にかさばりにくい

雑誌読み放題サービスを活用するもう一つのメリットは、旅行中にバッグの中がかさばりにくいこと。とくに宿泊先から観光地へ向かう際は、持っていく荷物をできるだけ減らしたいものです。
るるぶの通常サイズは210×257mm、「ちいサイズ」シリーズで185×226mmと少し大きめ。リュックサックなどへは収まりますが、小さな肩がけポーチなどには入りません。
雑誌読み放題サービスであれば、持っているスマホ内にデータがすべて入っているため、持ち運び時の負担をグッと抑えらえられるのがメリットです。
観光客だとバレにくい

とくに新興国などの土地で歩く際、るるぶ雑誌を手に持って歩いていると、現地の人からは、一瞬で観光客だと判別されてしまいます。
相手が土地に慣れていないことが分かると、法外な料金で宿を紹介されたり、あるいはニセの観光案内所に連れていかれたりすることも。
雑誌読み放題サービスであれば、相手から何を見ているのかが分からないため、紙の雑誌を持つよりも安心して観光できます。
るるぶを読み放題サービスで利用する際の注意点

るるぶを雑誌読み放題サービスで楽しむ際は、いくつか注意すべき点が存在します。利用する前に、必ず確認しておきましょう。
すべてが読み放題ではない
るるぶを読み放題サービスで利用する際の注意点は、「すべてのるるぶ雑誌が読み放題ではない」ということです。
どのサービスでも、メイン観光地のるるぶ雑誌はおおむねラインナップしています。一方で「るるぶサイパン」「るるぶペルー」など海外のマイナーな観光地だと、読み放題サービスでは対応していないことが多いです。
読み放題サービスを登録する際は、自身がどのような地域の雑誌を読みたいのかを明らかにしてから検討するようにしましょう。
記事検索に少し工夫が必要
るるぶを読み放題サービスで利用する際のもう一つの注意点は、検索をするのに少し工夫が必要な点です。
例えば、以前気になっていた観光地のページをもう一度開きたいときに、紙であれば、「真ん中らへんにあったような気がする」といった感覚で前後のページを確認しながら検索できます。
雑誌読み放題サービスでは、指のフリックによってページをめくれますが、紙のようにパラパラとめくれないので、どうしても検索に時間がかかってしまいがちです。
そのような場合は、各サービス内の「記事検索」機能や「シール貼り付け」機能などを使って、より素早く検索できるようにしましょう。使い慣れれば、案外簡単に知りたい情報へ素早くアクセスできるようになりますよ。
るるぶを読み放題サービスで閲覧し、スリムな旅を!

るるぶを読み放題で楽しむことに、いくつか注意する点あることは事実ですが、一方で「出費を抑えられる」「収納時にかさばりにくい」「観光客だとバレにくい」といった多くのメリットがあります。
各サービス内で無料のトライアル期間を設けているので、まずはそれぞれを使って試してみてから判断しましょう。
るるぶを読み放題サービスで楽しんで、快適な旅ライフをお過ごしください。
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