法人向けの雑誌読み放題サービス5選を徹底比較！美容室や宿泊施設、オフィスにおすすめ

お客様の待ち時間対策や従業員の福利厚生などを目的に、法人向けの雑誌読み放題サービスを導入する企業が増えてきています。しかし、「どのサービスを選べばいいのかわからない」「どのような導入メリットがあるの？」とお悩みの方も多いでしょう。

そこで本記事では、5つの法人向け雑誌読み放題サービスを徹底比較。サービスの種類と導入メリットをあわせて紹介します。

最後までご覧いただければ、自社に適したサブスクのサービスが見つかります。

法人向けの雑誌読み放題サービスとは？

法人向けの雑誌読み放題サービスとは、美容室やホテル、オフィスなど、店舗や施設を構える法人を対象に提供する雑誌読み放題サービスのことです。具体的には、ファッション・ビジネス・旅行など、読み放題で読める数百種類もの電子雑誌を、複数のお客様や従業員に向けて提供できるのが特徴です。

利用時は、月額や年額の一定料金を支払うことで、対応雑誌すべてを何度でも閲覧できるようになります。個人向けサービスとは異なり、1人の管理者が複数のアカウントをまとめて契約するのが一般的です。

法人向け雑誌読み放題サービスを導入することで、たくさんの紙面雑誌を買いそろえる手間やコストを省き、より充実したサービスをお客様や従業員へ提供できます。

法人向け雑誌読み放題サービスの種類

法人向け雑誌読み放題サービスは、導入形態に応じて大きく以下の2つに分類されます。

• エリア限定型
• 端末限定型

ここでは、各サービスの特徴と違いを紹介します。

エリア限定型：お客様の端末から直接閲覧できる

エリア限定型は、店舗があらかじめ用意するWi-Fiへ、お客様が所有するスマホ・タブレットを自由に接続して閲覧させられる形態のサービスです。お客様は自分のデバイスから雑誌を閲覧できるため、店舗側が機器を用意する必要がありません。

端末限定型とは違い、個人が所有する端末を活用できるため、新型コロナウイルスの感染対策としても注目されています。料金形態はサービスによって異なり、接続する端末台数ごとに課金される従量課金制や、接続端末数が無制限の定額制などが存在。

従量課金制のサービスは、1端末あたり年額6,000〜7,000円程度（月額500～600円程度）が一般的です。一方、端末台数に上限がない場合は、利用する店舗・エリアの範囲によって料金が変動します。

エリア限定型の雑誌読み放題サービスは、多くの端末からの同時接続が可能なため、病院や自動車学校、カーディーラーにパチンコホールなど、来店するお客様が多い場合でも運用しやすいでしょう。

端末限定型：店舗で用意する端末のみから閲覧できる

端末限定型とは、事前に契約した端末を、お客様や従業員へ貸し出して閲覧させる形態のサービスです。エリア限定型とは違い、不特定多数の端末からのアクセスを防げるため、セキュリティ面で安全性が高いのが特徴です。

料金は、1アカウント（デバイス）ごとに発生する従量課金制が一般的。平均すると、1アカウントあたり年額6,000～7,000円程度（月額500～600円程度）が主流です。

ただ近年では、コロナ対策の影響で、同じ端末を使い回すことに抵抗を感じるお客様もいらっしゃいます。そのため端末貸し出し時の消毒やメンテナンスなど、運用体制を整備する必要があります。

法人向け雑誌読み放題サービス５選の比較表

本記事で紹介する法人向け雑誌読み放題サービスは、以下の5つです。

法人向け雑誌読み放題サービス５選を比較

上記の詳細を踏まえ、各サービスの特徴を見ていきましょう。

楽天マガジン法人プラン：豊富な雑誌ラインナップ

楽天マガジンは個人向けのプランも提供する、業界大手の雑誌読み放題サービス。法人プランの詳細は、以下のとおりです。

楽天マガジン法人プランは、900誌以上の最新雑誌・バックナンバーを閲覧できるなど、豊富なラインナップが魅力です。主要な女性雑誌はもちろん、MEN’S CLUB（メンズクラブ）やGetNavi（ゲットナビ）、Begin（ビギン）など男性向けの雑誌にも数多く対応。

ファッション・美容・ビジネスなど、全17カテゴリーの雑誌を閲覧できるため、来店するお客様の趣味・趣向にマッチするはずです。楽天マガジン法人プランでは、エリア限定型と端末限定型の2種類があり、いずれも1アカウントあたり年額6,600円（550円/月）での提供です。

また、最低1アカウントから契約できるため、美容室やカフェ、コワーキングスペースなど小規模な店舗でも無駄なく導入できます。初回31日間は無料で利用できるため、まずは実際に利用し、お客様や従業員の反応を確認されてみてはいかがでしょうか。

【初回31日間無料】楽天マガジン法人プランの詳細を公式サイトでチェックする

dマガジン for Biz：安価な料金で月額契約ができる

dマガジンは、楽天マガジンと並ぶ大手の雑誌読み放題サービス。法人プランの詳細は以下のとおりです。

最大の魅力は、安価に設定された料金プランです。エリア限定型の場合、最低10台から契約が可能で、月額5,500円。端末限定型は最低5台以上から契約でき、いずれも1台あたり月額550円で利用できます。

また、dマガジン for Bizは月額契約なので、店舗移転時や休業時など、長期に渡って利用しない期間が発生しても、一時的に解約するなどして対応しやすいでしょう。ただし、アカウントの最低契約数が設けられているため、クリニックやカーディーラー、病院、パチンコホールなど、サービスの同時利用が多い事業者様におすすめです。

楽天マガジン法人プランのような、当月解約が可能な無料のお試し期間は設けられていませんが、継続契約の場合は初月無料で利用できます。まずはdマガジン for Bizの公式サイトで、詳細をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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ビューン読み放題：事業内容に合わせたプランが選択できる

ビューン読み放題は、ホテルやクリニック、賃貸マンションなど、各事業内容に合わせたプランを提供する読み放題サービスです。

ビューン読み放題では700誌の雑誌に加え、40,000冊以上のマンガも読み放題の対象です。利用時は専用のアプリをインストールする必要がなく、QRコードを読み取るだけでアクセスできます。

また、エリア限定型には利用端末数の上限がないため、複合カフェや温泉施設、病院など多くのお客様が利用する場合でも安心でしょう。一方の端末限定型は、専用のタブレット端末とセットで1台あたり月額1,700円から利用できます。

エリア限定型であれば、店舗側が自ら端末を用意する必要がない上に、劣化や故障による買い替えが不要。雑誌読み放題サービスを長期的に利用したい場合でも、運用コストを安く抑えられます。

ビューン読み放題の料金や詳細は、事業内容や利用端末数ごとに異なるため、気になる方は以下の公式サイトから問い合わせてみてください。

ビューン読み放題の詳細を公式サイトでチェックする

タブホスポット：さまざまな業界・業種に対応

タブホスポットは雑誌のラインナップが豊富で、さまざまな業界・業種でお使いいただける雑誌読み放題サービスです。

900誌以上の雑誌に対応し、ファッション・ビジネス・ライフスタイル・グルメなど主要カテゴリーを網羅。特に、るるぶをはじめとした旅行雑誌のラインナップが豊富です。

また、タブホスポットはスマホ・タブレット・パソコンなどマルチデバイスに対応し、お好きな端末から雑誌を楽しめます。使い方によっては、他店との差別化や顧客満足度の向上が期待できるのではないでしょうか。

タブホスポットでは、無料トライアル期間を設けているため、まずはお気軽にお試しください。

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TOPPAN SOLUTION 法人向け読み放題サービス：コミックや絵本の読み放題も！

TOPPAN SOLUTIONが提供する法人向け読み放題サービスは、雑誌やコミック、絵本などバリエーションが豊かなサービスを提供しているのが特徴です。

TOPPAN SOLUTIONはあくまでも読み放題サービスの総称で、以下4種類のサービスで構成しています。

• コミックホーダイ（漫画読み放題）：約10,000冊
• マガホーダイ（雑誌読み放題）：約180誌
• るるぶ読み放題（るるぶ雑誌読み放題）：約110冊
• えほんほーだい（絵本読み放題）：約50冊

上記4サービスを自由に組み合わせて導入できるため、来店するお客様に合ったサービスを無駄なく提供できます。たとえば、親子での来院が多い歯科クリニックや小児科クリニックでは、マガホーダイと、えほんほーだいを導入するなどです。

必要なサービスのみを組み合わせて導入したい法人におすすめの読み放題サービスです。

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法人向け雑誌読み放題サービスを導入するメリット

ここからは、法人向け雑誌読み放題サービスを導入するメリットを紹介します。

お客様の待ち時間対策ができる

法人向け雑誌読み放題サービスを導入する一番のメリットは、お客様の待ち時間対策ができることです。クリニックや美容院などでは、施術前や支払い時などに待ち時間が生じるもの。

何もせずただ時間を過ごすことに、ストレスを感じるお客様も多く、結果的に満足度が低下する恐れがあります。その対策として効果的なのが、法人向け雑誌読み放題サービスです。

雑誌は画像や写真が多く、流し読みが可能なため、ちょっとした時間つぶしに適しています。また、雑誌読み放題サービスでは、数百種類以上も閲覧できるため、趣向の異なるお客様が来店しても、待ち時間を快適にお過ごしいただけるでしょう。

消毒などのメンテナンスの手間を省ける

紙面雑誌の提供から、法人向け雑誌読み放題サービスへ切り替えることで、メンテナンスの手間を省けます。従来は、紙面雑誌を定期購読したり都度購入したりしてお客様へ提供するのが一般的でしたが、購入・陳列などに手間がかかっていました。

一方で法人向け雑誌読み放題サービスであれば、お客様が自身のスマホ・タブレットで雑誌を閲覧できるため、買いに行く手間や陳列する場所が不要。また、端末限定型を導入した場合でも、貸し出した端末を消毒するだけで済むので、従業員への負担を軽減できます。

雑誌の買い替えコストを削減できる

法人向け雑誌読み放題サービスは、紙面雑誌を買い揃えるよりも低額で利用できます。紙面雑誌を購入するとなると、1冊あたり700円ほどかかるのが一般的です。

仮に5種類の雑誌を毎月買い換えるとすれば、1ヶ月あたり3,500円の出費です。せっかく雑誌を購入しても、お客様の趣向に合わず読まれないケースもあります。

一方の雑誌読み放題サービスは、1アカウントあたり約550円/月額で契約できます。仮に5アカウントを契約しても2,750円/月なので、紙面雑誌を購入するよりもコストを大幅に抑えられます。

また、先ほど紹介した「楽天マガジン法人プラン」や「タブホスポット」などは、常時900誌以上が読み放題なので、お客様の趣向にマッチした雑誌を提供できるでしょう。

オフィスの場合、福利厚生を充実させられる

法人向け雑誌読み放題サービスはお客様が利用するだけでなく、従業員の福利厚生としても活用できます。たとえば従業員用にアカウントを契約し、休憩時に利用してもらうなどです。

雑誌読み放題サービスは、単なる暇つぶし用途だけでなく、自己の成長や新しいアイデアの発見に向け、主体的に情報を収集しようと個人的に利用する方も多いため、こうした福利厚生に魅力を感じる従業員も多いのではないでしょうか。

店舗や施設へ、法人向け雑誌読み放題サービスを導入しよう！

本記事では、5つの法人向け雑誌読み放題サービスを比較しました。各サービスの詳細は以下のとおりです。

法人向け雑誌読み放題サービスを導入することで、待ち時間対策やメンテナンスコストの削減などが期待できます。ただ、料金や対応雑誌、提供形態がそれぞれ異なるため、違いをよく理解し、自社に適したサービスを選定してください。